学生が就職を希望する会社に応募して採用選考を受けた結果、会社側が採用を決めると内定の連絡が来ます。
会社が内定を出した時点で正式にその会社に就職するのではなく、応募者側が内定に応じると正式に就職が決まります。
なお、中途採用の場合は内定という名称ではなく「採用通知」と言われることもありますが、どちらも同じものです。
内定を辞退する
就職活動をしていて内定をもらえればうれしいですが、複数の会社から内定をもらうと話が違ってきます。
身体は一つですから、内定をもらった複数の会社の中から実際に就職する会社を一つに絞る必要が出てきます。
すなわち、就職を希望する会社以外には、内定の辞退の連絡をしなければいけません。
内定辞退の仕方
さて、内定の辞退の仕方ですが、決まったやり方があるわけではありません。
内定について定めた法律はなく、したがって、内定の辞退について定めた法律もありません。
「内定 辞退 仕方」などで検索すると、いろいろなサイトで辞退の仕方を解説していますが、基本的にはマナーの問題であって、重要なのは会社側に内定を辞退する旨を伝えることそのものです。
こうしないと内定辞退として認められない、というやり方はありません(注)。
(注)日本法令という会社から「内定辞退セット」というものが発売されています。
基本的には、郵送なりメールで送られてきた内定の通知に、担当者名・電話番号・メールアドレスなど連絡先が記載されているはずです。
したがって、内定を辞退する際にはそちらの連絡先に通知をすれば内定を辞退できます。
電話が最も手軽な手段ですが、記録が残るように郵送やメールを使用するほうがいいでしょう。
やってはいけないことは、内定を辞退するつもりなのに、連絡をせずにほったらかしにしておくことです。
時間が経てばたつほど事態は悪化しますから、内定辞退を決断したらすぐに辞退の連絡をするようにしましょう。
とくに、新卒採用の学生さんが内定辞退の連絡をせずに音信不通になってしまうと、学生の出身大学の心象を悪くしてしまいます。
最悪、出身大学の学生がその会社に採用されることがなくなってしまう恐れもあります。
会社からすれば、内定を辞退されることは珍しいことではありませんから、内定辞退そのもので出身大学の心象が悪くなることはありません。
内定承諾書にサインしても辞退できる
なお、内定の通知と一緒に「内定承諾書」などのタイトルの書類が同封されてくることがあります。
「内定承諾書」に署名して送り返すよう求められ、サインして送り返してしまったあとに辞退したくなっても心配はありません。
内定承諾書にサインしても辞退することができます。
通知の仕方に関しては、内定の辞退と同じです。
内定の辞退はよく考えて
内定辞退による不利益は心配する必要はありませんが、内定を辞退するときはよく考えてから行いましょう。
志望度の高い会社に内定をもらえた場合、就職以外にやりたいことが見つかったような場合は辞退するのも当然ですが、もし、なんとなく内定をもらった会社に行きたくない、という理由であれば、辞退の決断は早いかもしれません。
実際に働き始めてからでも、いやになればいつでも会社を辞めることは可能です(参照:退職の流れをかんたんにおさらいしましょう)。
内定辞退のご相談は
内定の辞退の仕方がよく分からない、あるいは、内定の辞退が難しいという方は、いつでもお気軽に荒江行政書士事務所にご相談ください。
もし自分では内定の辞退が難しいという方には、内定辞退の代行をいたします。
働き始めてから退職を考えるようになった場合には、退職の代行も承っております。
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