エンディングノートと日記の違い

そろそろエンディングノートの作成を始めようと考えている方もいるかもしれません。
エンディングノートはいつでも好きなときに作り始めることができますから、興味が出たそのタイミングが作成を始めるタイミングとなります。
また、一度に書き上げて完成させる必要はなく、毎日少しずつ書き込んでいってもいいのです。
その点では日記と同じようなものといえるかもしれません。

ここでは、エンディングノートと日記の違いについて見ていきましょう。
といっても、両者にそれほど大きな違いがあるわけではありません。
両者の違いを意識することなく、気負いなくエンディングノートを作成していくことが重要です。

日記との共通点:エンディングノートに決まった型はない

エンディングノートは遺言書のように決まった形式があるのではなく、各人各様の形があっていいものです(参照:エンディングノートは終活の第一歩)。
市販されているエンディングノート(参照:コクヨ「もしもの時に役立つノート」)や自治体が配布しているもの(参照:奈良市が公開・配布しているエンディングノート)、インターネット上で公開されているものなどいろいろあります。
ほとんどのエンディングノートには、経歴、財産一覧、希望する葬儀、連絡してほしい相手などの項目が書かれています。
しかし、書きたくなければそういった項目に記入しなくてもかまいません。
むしろ、堅苦しいことを書きたくない、という人もいるでしょう。
そういう人は、一般的なエンディングノートのひな型に記入するのではなく、メモ帳やノート、日記帳などをエンディングノートとして利用する選択肢もあります。

日記との違い

エンディングノートも日記もどちらも各人各様の形で自由に書き込んでいくものという点では同じです。
違いといっても、日記がほかの人の目に触れること、読まれることを想定しないのに対し、エンディングノートはほかの人に読まれることを想定するものだという程度のものです。
したがって、日記には人に言えないようなことでも記入するものですが、エンディングノートには、人の目に触れてはまずいことは記入しないほうがいいでしょう。
エンディングノートに書き込むのは、ほかの人(家族)に読まれていいこと、直接伝えることはできないが、どうしても伝えたい気持ちなどを記入するといいでしょう。

毎日少しずつ書き加えていく

ここまで、エンディングノートと日記の違いと共通点について説明してきましたが、エンディングノートを一度に完成させることは大変です。
エンディングノートも日記と同じように作成するとよいでしょう。

作成するために入手したエンディングノートにざっと目を通して、たくさんの記入項目が並んでいると、そのすべてを一度に埋めてしまうことにしり込みしてしまうかもしれません。
そのため、一度に完成させるのではなく、気が向いたときに少しずつ記入していくようにするといいでしょう。
日記に書き込むついでにエンディングノートにも書き加えていくのもいいでしょう。

エンディングノートには思いを記載する:お金に関しては遺言書に

そもそも、エンディングノートの項目をすべて記載する必要もありません。
たとえば、遺言書(遺書)を別途作成するつもりの人は、エンディングノートに相続に関することを書き込む必要はありません(参照:遺言書には3つの種類)。
財産に関しては遺言書にまとめて記載すればよいので、エンディングノートには家族へのメッセージを中心に記載しましょう。

見栄えを整えることにこだわらない

エンディングノートの見栄えにこだわる必要はありません
たとえば、字があまり上手ではない、ということは気にしなくても大丈夫です。
エンディングノートを読む人にとっては、本人の手書き文字ということに意味があります。
つまり、本人の筆跡に触れて故人を偲ぶことができます

もちろん、パソコンで作成する、あるいはそれをプリントしたものをエンディングノートにするのがいけないというのではありません。
パソコンは、何度でもかんたんに書き直せるのがメリットです。
手書きかパソコンかは自分のやりやすいほうを選びましょう。
エンディングノートは書くこと、残すこと自体に意味があるのです。

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